頭痛、重だるさ、むくみ、梅雨時期に感じる体調不良の原因と対策

関東が梅雨入りしました。
去年より13日も遅い梅雨入りだそうです。
近所を散歩すると、紫陽花の花が咲き、 静かな庭先に色を添えています。
赤・青・紫、色とりどりの花びらは、雨粒を宝石のように輝かせ、儚くも力強い生命の美しさを見せてくれます。
しかし、この湿気の多い季節は、人々の体調を崩しやすくする現実があります。
梅雨時期には、3人に1人が体調不良を経験し、特に50代女性の7割が影響を受けるというデータもあるくらいです。
今回は、梅雨時期に感じる体調不調の原因について
そして体調不良を楽にする日常での対策についてお伝えいたします。
梅雨時期に感じる不調

梅雨時期に感じる不調は人によって異なりますが
頭痛
関節が痛い
食欲が出ない
どっと疲れる
冷え・むくみ
肩の重だるさ
脚のつりやすさ
重だるい腰痛
風邪をひきやすい
気力がわかない
イライラ
集中力の低下
……etc
みたいな症状が出やすいです。
梅雨の訪れは、じめじめとした空気を運び、私たちの心身にさまざまな影響を及ぼします。
これらは、自律神経の乱れが原因で起こることが多いです。
梅雨時期の体調不調の原因

ストレスが多い現代社会では、常に自律神経が乱れがちです。
その上、梅雨時期には心身への不調を感じやすい原因も増えてしまいます。
気温差がある
6月から7月は気温が上昇する一方で、雨の日は肌寒さを感じることもあります。
昼夜の寒暖差が大きい日は体温調節が追いつかず、免疫力の低下などで不調を起こしやすい傾向があります。
気圧の影響
気圧の低い梅雨時期は、自律神経のバランスが乱れがちです。
副交感神経が活発になりすぎて、時間に関係なく眠気や倦怠感が強くなり、それが頭痛を引き起こす原因になることがあります。
また、気圧の低下や変動が関節周囲の組織にある神経を刺激し、関節痛を感じることがあります。
湿気がつよい

雨が多いため湿度が高くなり、水分代謝や消化吸収がうまく出来ずに食欲が減退したり、下痢などの症状が出たりします。
また、湿度が高いとむくみやだるさが増加し、熱中症のリスクも高まります。
睡眠不足

梅雨の時期は、湿度が高くなり、汗が蒸発しにくくなります。
体温調節が上手くいかないため、寝苦しさを感じて睡眠が浅くなったり、中断されたりすることがあります。
睡眠が浅いと、疲れが取れにくく、イライラや集中力の低下にもつながります。
太陽があんまり出ない
この時期は曇りや雨の日が多く、日光を浴びる機会が減ります。
日照不足によりビタミンD不足やセロトニンの分泌が減少し、気分の落ち込みや、落ち着かないといった精神面の不調が目立つようになることがあります。
体調を崩す人の特徴

なりやすい人の特徴として、ストレスが多い生活を送っている人。
また、女性はホルモンバランスの影響で自律神経が乱れやすく、特に生理中や更年期の女性は天候の変化による不調を感じやすいとされています。
年齢の違いとしては、若年者は頭痛、高齢者は関節痛を訴えやすいことがあります。
運動不足の方や座りっぱなしの仕事を長時間行っている方もなりやすく、姿勢が悪い方や歯の噛み合わせが悪い方も影響を受けやすいです。
梅雨時期の体調不調の対策!!
梅雨時期の不調を改善するために、以下の対処法を実践してみてください。
深呼吸をする

楽な感じでゆっくりと呼吸をすることで、副交感神経が優位になり、自律神経のバランスを取り戻すことができます。
ビタミンDを摂取する

梅雨の季節は日照時間の減少に伴い、皮膚で作られるビタミンDの量も減少します。
ビタミンDは免疫機能や腸内環境の改善など健康状態を左右します。
特に日本人女性の7割以上がビタミンD不足というデータもあり、意識して摂取することが大切です。
ビタミンDは干し椎茸、卵黄、鮭、鮭の缶詰などが豊富に含んでいます。
サプリメントを利用するのも一つの方法です。
カリウムを摂取する

湿度が高くて体がむくんでいるときは、体内の余分な水分の排出をサポートするカリウムを意識的に摂取しましょう。
カリウムはきゅうりや大根、アボカド、バナナなどの野菜や果物に含まれています。
クエン酸を含む食材を取り入れる

レモン、グレープフルーツなどの柑橘類、トマト、梅干しなどクエン酸を含む食べ物は、疲労回復・予防の効果が期待できます。
また、代謝をスムーズに、血行をよくしてくれるので、むくみの改善におすすめです。
温かいものを食べる
冷たい食べ物や飲み物を避け、温かい飲み物やスープを飲んだり、代謝を良くする作用のあるネギや生姜を料理に使ったりして、体を芯から温める工夫をしましょう。
目元を温める・マッサージする

就寝前に蒸しタオルやホットアイマスクなどで目元を温めることで、副交感神経が働き、目の使い過ぎによる不調が楽になります。
耳周りの血流を良くする
耳を引っ張ったり、回すマッサージで、耳周りの血流を改善し、症状の緩和を図りましょう。
漢方薬を飲む
漢方薬の五苓散(ごれいさん)は梅雨時に有効な漢方薬とされています。
体内の余分な水分を排出し、水分のバランスを整える効果があるため、梅雨の湿気によって引き起こされるむくみや頭痛、めまいなどの症状に対して効果的です。
程よい温度で入浴する

お風呂に入ると自律神経のバランスを整えるだけでなく、ストレス解消やリラックス効果にもつながります。
しかし、42℃以上のお湯だと逆に交感神経が働き、興奮状態になってしまいます。
38~40℃ほどのお湯に調節することが大切です。
湿度を一定に保つ
湿度が高いと、汗が蒸発しにくくなり、体温調節が上手くいかないため、寝苦しさを感じやすくなります。
これにより、睡眠が浅くなったり、中断されたりすることがあります。
エアコンの除湿機能で部屋の湿度を40〜60%に調整したり、適切な寝具を選んだりすることで、快適な睡眠環境を整えるましょう。
規則正しい生活を送る

起床時は雨や曇りの日でもカーテンを開けて外の光を浴び、体内時計をリセットします。
また、だるさや倦怠感を感じるときは、ウォーキングやストレッチなどの軽い運動を行うと血の巡りが良くなります。
医療機関を受診
症状があまりにも重い場合や改善が見られない場合は、専門の医療機関を受診し、専門家のアドバイスを受けることが大切です。
これらを行うことで、梅雨時期の不調を楽にすることができます。
健康な毎日を送るためにも日常生活に取り入れてみてくださいね。
がんばって全部やる必要はありません。
出来そうなものからチョットずつで全然大丈夫!
それでは、お体お大事になさってください。



